表面利回りとは

不動産投資の利回りを計算するためには、2つの計算方法を使い分ける必要があります。
最も多く使われている利回りの計算は、表面利回りというものです。
grossやグロスなどと言われることもあります。非常に簡単で算出しやすい計算式となていますので、不動産のおおよその利回りを知りたいという時に、最適な計算式だと言えます。
表面利回りの計算式は、(年間家賃収入÷物件価格)×100という式で算出する事が出来ます。年間の家賃収入が100万円で、購入した物件の価格が2500万円だった場合、1000000÷25,000,000を計算すると0.04になります。
0.04に100をかけるので、表面利回りは4パーセントということになります。
この計算式さえ覚えておけば、購入予定の不動産の価格と、想定される年間の家賃収入の値さえあれば、すぐに計算し比べることができます。
年間の家賃収入が200万円で、購入予定価格が3,000万円の物件Aと、年間家賃収入が100万円、購入予定金額が1,250万円の物件Bがあった場合、物件Aの表面利回り6.66パーセント、物件Bの表面利回りは8パーセントになりますので、物件Bの方が、利回りは優れていると言えるのです。

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